ホンダNRヒストリー―楕円ピストンにかける技術者たちの夢と情熱
まさかこんなに手に入らないなんて。
当時は普通に本屋に並んでいたんです。
ちょっとオタクな感じの本ですから、だれも買わないと思っていたんです。
後で買おうとしたら、その本屋さんが廃業。その後あちこち探すが、どこにもない。
中古相場は今や定価の三倍以上!三倍で買えれば安いほうです。
あの時に買っていれば・・・、ネットで探すも巡り合えず、Amazonの中古がやっと入手できました。
注文した時には3件ほどありましたが、今日見たら1件。
私の注文したのは一番安いものでした。(読めればよいと思っていたので)もう一件の売れたのは2万円近かったと記憶しています。
こちらは技術系の本になります。
こちらは人物中心になります。こちらのほうが読みやすいかもしれません。
ストーリーとしては、4サイクル楕円ピストンによる世界GPへの挑戦とその開発に関わる人物を描いています。
ホンダさん特有の社内用語なども興味深いです。
この楕円ピストンは当時はトップシークレットでした。このエンジンを積んだNR500が走っていたころは私は学生でした。当然、こんなすごいエンジンを開発していたなんて知る由もなく、2サイクルのNS500+F.スペンサーにばかり目が行ってました。
4サイクルなんて、何無茶してんだろうくらいに思っていました。
その後、ちょっとしたことで当時を知る技術者にお話を聞くチャンスがあって、慌てて火がついて、この本を探し回る羽目になっていました。