ペットの力は偉大
我が家の家族、ウエストハイランドホワイトテリアのアズキさん。
御年15歳。人間でいえば70歳を超える老犬です。
目もあまり見えてないし、耳も聞こえていないようですし、何よりも後ろ足の関節の骨が粉々で、獣医さんからも「よく歩けてるよね」と言われるほど。
ここ一ヶ月ほどは咳が出てきているようで、夜はあまり眠れていないかな。
そんなアズキさんですが、散歩のときに風が吹くと一生懸命に風上に顔を向けて周囲のにおいを嗅ぐんです。
生きてるうちにいっぱい色んな匂いを感じておこうとしているのかな。
決して生きることを諦めない。目が見えなくてもぶつかってから方向を変えればいい。(まるでルンバ)足が悪ければゆっくり歩けばいい。方向が見えなければリードで調整してもらえればいい。咳が出れば薬を飲んだり、擦ってもらえばいい。人間であればとっくに諦めてるような逆境でも、決して自ら命を絶とうとしない。
散歩に行くたびに、一生懸命に生きようとする姿に勇気をもらいます。
偉大な先輩です。
実は今年の一月にもう一頭、同じ犬種のコムギさんがいました。
彼女は膵臓に病気があったようで発症から数日で旅立ってしまいました。
享年12歳でした。彼女も病気と一生懸命戦っていました。生きようとしていました。
やはり、ペットの偉大さ、飼っていてよかった。
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